鉄は必ずさびる

私たちの生活に一番身近な金属「鉄」。
実は綺麗な鉄というのはとても不安定な存在なんです。


鉄1

鉄(Fe)は一人でとても不安
一緒になれる相手を探しています


鉄2

不安なときに酸素(O)からお誘い
つい手を伸ばしてしまいます


鉄3

酸素と一緒だとさびてしまう
でも鉄は赤さびの状態が安定なんです




さびに強い亜鉛めっきも必ずさびる

鉄を守るために施される「亜鉛めっき」
色んな種類の亜鉛めっきがありますが、「溶融亜鉛めっき」が一番代表的です。

溶融亜鉛めっき

溶融亜鉛めっき

鉄素材をドロドロに溶かした亜鉛に漬け込み、鉄の表面に亜鉛の皮膜を作る処理です。大きな橋梁や建築、建物や住宅などにも身近なものに幅広く使われており、農業の分野でもビニールハウスのアーチパイプや単管パイプなど、鉄素材の大半に亜鉛めっきが使われています。

鉄と亜鉛

「さびに強い」と言われる溶融亜鉛めっきがなぜ錆びるのか。簡単に言うと、皮膜の中にある亜鉛(Zn)がどんどん失われていくからです。亜鉛は鉄よりも錆びやすい、つまり酸素と結びつきやすいという特性を持っています。亜鉛は自身を犠牲にして長い間鉄を守りますが、亜鉛がゼロになってしまったらもう守ることはできません。

※亜鉛(Zn)はさびると「白さび(酸化亜鉛)」に変化します。




さびる前に亜鉛を補給

失くなってしまった亜鉛は補給してあげれば、鉄を守り続けてくれます。でも一度組み立てたものを、解体してまためっき工場に持っていくというのはとても手間とコストが掛かることです。そこで、亜鉛めっきを塗料化した「ローバル」の出番です。

ローバル

塗る亜鉛めっき

ローバルは溶融亜鉛めっきと同じ効果をもちながら、ハケやローラーで簡単に塗れることから、「塗る亜鉛めっき」と呼ばれています。塗料が乾燥した後に残る塗膜の96%が亜鉛で構成されており、活性な亜鉛が鉄を守ってくれます。

塗る亜鉛めっき「ローバル」のさび止め効果は、日本国政府からも認められており、溶融亜鉛めっきの最高グレード(HDZ55)と同じ効果があると認定を受けています。生活を支える道路や橋梁、発電所や送電鉄塔などにも使われており、実は私たちの身近な所でたくさん使われています。




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